地デジ問題サポート
(建物内の共聴設備編)

マンションの場合は端末のテレビだけでなく「マンションの共同受信設備」(以下「共聴設備」)も「地上波デジタル放送(以下「地デジ」)対応にしなければなりません。
総務省によると共聴設備の地デジ対応は戸建に較べ大幅に遅れているそうです。
あなたのマンションの地デジ対応は大丈夫ですか?
地デジ受信機の普及率は60%を越えましたから、マンション住民の中に(地デジが映らなくて)薄型テレビを買ったのにアナログ放送を見られている方おられませんか?
地デジ未対応マンションは、地デジ改修工事の計画を早急に!

~業者の数が足りません!~
皆さんの中には、地デジ対応工事は2011年7月24日ギリギリまで待って、駆け込みで実施する方が安くなるとお考えの方もおられると思います。でも一概にそうとも言えません。4~5年前まで地デジ対応の設備機器価格は割高で下落傾向でしたが、今は安定しているからです。逆にアナログ放送停波前後は共聴設備工事業者が全く足りなくなると予測されていますので、工事単価が高騰する可能性があります。高いだけでなく、業者の確保も難しいでしょう。
余裕を持った地デジ移行計画を!
~地デジの移行が延びるかも?中止するかも?~
地デジ移行の中止はないでしょう。総務省はアナログテレビ放送の電波帯に対する電波使用免許を(携帯電話会社などの)事業者に交付済みだからです。同じ理由で延期も考えにくいですね。もし仮にあったとしても小幅な延期でしょう。地デジ移行は世界的な動きです。世界的に電波が足りないからです。貧富の差が激しいアメリカ合衆国ですら、オバマ政権になって実施が4ヶ月延期されましたが、2009年の6月に移行が完了しました。裏を返せば延期は4ヶ月が限界だったのです。それは次の2つの理由からです。
- 地デジ移行後の空白電波帯を次に利用する事業者(主に携帯電話会社)が既に準備を進めている。
- 放送局は地デジ移行を前提としたアナログ放送設備の維持管理体制なので、アナログ放送長期継続は無理がある。(メンテナンスパーツが無い)


関東では、CS放送の共聴配信設備を備えたマンションが普通のようです。
少子高齢化や人口減少の波はマンションの大問題です。誰もが新しいマンションに住みたがるので、既存のマンションは空室や高齢化が著しくなります。新しい若い人が住みたくなる住環境や資産価値という観点から、110度CS放送対応なども1つの選択肢として検討する価値はあると思います。
(近隣電波障害共聴設備編)
マンションの建物内だけを共聴配信している場合は、ある日突然テレビが見られなくなった!相当に大変なことです。場合によっては臨時総会で共聴設備改修工事予算を取らなければならないでもそれはマンション内部だけのトラブルです。管理組合内部だけで解決できます。もっと大変なケースがあります!新築時の約束で近隣電波障害対策の共聴を行っている場合です。
いずれにしても、「マンションが近隣共聴していることを知らなかった。」では済まされないトラブルです。解決には、多大な労力とお金、そして謝罪が必要になりそうです。
~近隣電波共聴配信している事実を忘れていませんか?~
管理組合の中には、自分たちのマンションが近隣電波共聴を行っていることをすっかり忘れてしまっているケースもあると思います。関西電力やNTTから「電柱を動かすので共聴設備も移設して。」と連絡を受けて、理事長が近隣共聴設備のことを初めて知った。などという話も聞いた事があります。自分の管理組合が近隣共聴配信しているか?いなか?是非一度ご確認ください。
~近隣電波共聴配信していたら~
まず、第一歩は、次の2つの調査をしましょう。- 近隣共聴エリアの確認(近隣のどのお宅に共聴配信しているか?)
- 近隣共聴エリアの地デジ受信状況確認(自立アンテナで受信が可能かどうか?)
管理組合の地デジに対するスタンスを早く近隣住民に告知し、協議することです。
ご相談はこちら!
【近隣住民への説明会のようす】

~総務省の提言(地デジ受信の考え方)~

- アナログに比べて地デジは電波障害が大幅に減少する。
- 地デジ移行で電波障害から解消される区域は自身でアンテナを立てて受信する。
- 解消されない区域も応分の負担をするべきだ。(地デジは全く新しい放送メディアなので日本全戸がインフラの費用を個人負担して地デジ対応をするべき)
この成果は、管理組合から近隣へ提案したからこそ達成できた!と言えます。
【概要】
- マンション戸数 約50戸 近隣電波配信 約100戸
- 対策前の状況 近隣共聴設備の更新費用 約1000万円
- 近隣だけのために組合員一人当たり20万円の費用負担が!
- 地デジの近隣共聴はしない (基本は各自のアンテナ受信を)
- アンテナ受信が無理な場合はケーブルテレビを斡旋する
- ケーブルテレビの幹線工事は管理組合が運営会社と交渉する
- ケーブルテレビ移行費用は管理組合が折半で負担する
- 自立アンテナで対応を表明した戸数 約70戸
- ケーブルテレビに移行した戸数 約30戸
- 管理組合の負担 約400万円で完了の見込み(組合員一人当たりの負担は8万に減額)
- 今後の近隣共聴設備の管理から開放された
地デジの近隣共聴問題は、近隣対象住戸より先に提案して交渉することが大切です。
経験やノウハウに強みのある集改センターにご相談下さい。
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地デジ近隣共聴問題のフローチャートはこちら(PDFファイル)
2011年7月の前後は工事業者が不足すると予想されています。
大きなトラブルを回避するために、今から対応しましょう!!
大きなトラブルを回避するために、今から対応しましょう!!










